
ナホトカ号は、二日午前二時ころに機関出力が突然減少していき、操縦不可能になりました。そして、それから一時間ほど経ったあとに非常に大きな音と共に船体中腹部分が破壊されて、その後に船体は分断されました。
そして、すぐに海水の浸入があり、このときに船長は船員に全員退船を命令した。そして、三十一名という船員たちはあらかじめ用意しておいた救命ボートへ乗り込み、海に乗り出しました。
このときのナホトカは暖房用の燃料として、約一万九千キロリットルという莫大な量のC重油を積載していた。船体は海水の進入によってその後に沈没してしまい、引き離れた船首部分のみが海に漂っていました。このときに、暖房用の重油が流出しました。
重油の流出が非常に広い範囲に渡ってしまったことであったり、重油の回収を非常に多くのボランティアが油まみれで行っているという様子を、多くのメディアが報道しました。
この影響を受けて、日本海での海産物が汚染されているのではないかという誤報につながってしまい、風評被害を生んでしまいました。ですのでこのとき、行政であったり、日本海側の漁業関係者がその風評被害に対応することも迫られました。
福井県立大学が研究した結果によっては重油に含まれている成分である炭化水素は、魚介類に対して与えてしまうような影響は、卵であったり、稚魚の状態であれば大きな影響だが、成魚に対しては影響はそこまで無いとしていた。しかし、メディアの報道によってこれが放送されることは無かったために、大きな風評被害を生んでしまいました。
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